そこらへんに生息する大学生

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はじめてのアマゾンウェブサービス セミナーレポート

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2月23日(木)に開催されたAWSのセミナーに参加してきました。

現在参加しているインターンシップ先企業が使用するシステムを外注しており、外注先がAWSの環境下でEC2を動かしてるらしいので、そこで維持コストとられるなら自社内で環境構築できたりしないかなー...という背景で行ってみました。

実際のセミナーの流れとかを振り返って書いてみようと思います。

登壇者の方はアマゾン ウェブサービス ジャパン株式会社シニアプロダクトマーケティング 兼 プロダクトエバンジェリストの石橋 達司さんです。

 

AWSクラウドの紹介

最初にAmazonのビジネス体系やビジョンについてざっと説明を受け、AWS市場の現状について紹介されました。主に話していたことは以下のことです。

  • 2016年度におけるAmazon全体の売上は約10兆円
  • AWSの売上は全体の約8%
  • AWSによる利益は利益全体の半分を占める

売上だけでみたら少ないように見えましたが、利益面で見るとものっすごい重要な立ち位置にいることが分かりました。

 

クラウドとはなにか

そもそもクラウドとは何ぞやっていうことについて、必要な時に必要な分だけインターネット越しITリソース(サーバーとかDB)が使える仕組みであり、リソースの取り合いはビジネスにおいて本質的に必要の無いことだという課題から生まれたようです。

 

AWS利用の現状として、エンタープライズ企業のおよそ39%が利用しており、検討中の企業も含めると半数以上を占めています。

 

利用目的の上位には「ファイル管理」、「電子メール」、「サーバー利用」が挙げられます。

 

リージョンとアベイラビリティゾーン

クラウドを支えるデータセンターはどんな感じなの?っていう話しについて、「リージョン」と「アベイラビリティゾーン」という概念について説明していただきました。

 

リージョンは、データセンターの場所を示す地理的な場所のことで、東京、ロンドン、シドニーなど複数の箇所が存在します。データセンターを一つしか持たなければ、災害時などに復旧が困難になるため、アベイラビリティゾーンというものが必要となります。

 

アベイラビリティゾーンは、リージョンを更に分割したものであり1リージョンに対して2つ以上のアベイラビリティゾーンを必要とします。

 

なぜAWSが選ばれるのか

AWSの紹介的な話から、利用者が100万人を超えた背景としてどんな要因があるのかといった内容を3つ挙げていただきました。

1.ビジネスの俊敏性

今まで時間をかけていたことが、すぐできる。ということで、すかいらーくが1年かかると言われていたデータウェアハウスを1ヶ月で実現したという例が出されていました。

従来ではビジネスプラン->稟議->納品まで7週間くらいかかっていたものが、AWSだと開発環境構築~サーバー追加まで数分でできるといった背景から実現されたようです。

 

また、回転寿司チェーンである「スシロー」も導入例として挙げられていました

回っているお皿の裏にセンサーが搭載されており、その情報を元に顧客の消費状況を分析し、食べられるであろうネタを先読みして解凍するといった仕組みでした。

これにより、食品業界が持つ廃棄問題を3%まで下げ、利益も向上したという結果が出ていました。

2.コストの削減

オンプレミス(自社でサーバー環境を置く)は、必要以上にリソースを取り入れてしまったり、予測できないピーク時にリソース不足でサービスが提供できないこともあるといった課題があり、コスト面で無駄が出ていました。

 

クラウドでは需要に応じてリソースを提供するため、必要なコストだけ払えばよいことになります。

 

導入例では近畿大学がAll-In(学内に一切サーバーを置かない)環境を取り入れ、従来と比較してコストを20%削減していました。

 

3.運用負荷の軽減

クラウドを用いれば大勢で時間をかけて運用・管理する必要が無くなります。それによって業務の本来必要なタスク(優先度の高いもの)に手を付けられるといったメリットが出てきます。

 

導入事例は名刺管理のSansanが挙げられており、個人名刺管理サービスの「Eight」はAWSを用いてなんと3名体制で運用を始めたそうです。こんな少数でもできるものなんですね。

 

まとめ

他にも強固なセキュリティを実現しているといった話などもありましたが、特に印象に残った内容をひとまずまとめました。全体を通して伝えられたことは

  • クラウドを利用するか」でなく「どうクラウドを活用するか」といった具合に、今やクラウドを利用することは当たり前のフェーズにいること
  • クラウドは今までできたことをより早く、簡単に、安く実現できる

といったことでした。

 

今回のセミナーを機に、AWSの環境を構築するやり方について学んでいこうかなと思います。